今日のよいこと/わるいこと、よいこと編

透明な日差しも澄んだ空の色も雲の感じもそよぐ風も行楽に向かう家族の乗った車で混んでいる幹線道路も、何もかもがパーフェクトな秋の休日!で、とてもすがすがしかったので、しばらくドライブしてました。
緑のキレイな山道を走っていると、ケータハム・スーパーセブンとすれちがった!思わずUターンしてストーキング。
ルパンⅢ世が乗っているような、クラシックなオープンのスポーツ・カーは車高が低くて運転手の後姿がよく見える。ロマンス・グレーのジイサンが、シックなエビ茶のヘルメットをかぶっていて、風に首元のスカーフが揺れているのが見えた。なんてオシャレなジジィなんだ!
峠の休憩所で停車したので、僕も近くに停めて話しかける。
こういうとき、たいがい相手は話しかけられたことに驚いてしまってまともな話にならないことが多いのだけれど、このケータハムのジイサンはラッキーなことに気さくな人でいろんな話を聞かせてもらえた。このジイサン、コーヒーが美味いことで評判の喫茶店チェーンのオーナーだった。ちくしょう、どこまでもオシャレなジジイだ。
ひょうひょうとしていて、当に還暦は過ぎてるのにバイクのネーチャンのケツを目で追うような色気も残してて、とてもチャーミングな人だった。話せてよかった。
帰り道、田んぼわきのせまいあぜ道を走っていると、目の前に犬の散歩している若い女のコが。この犬が太ったシェルティで、ヨチヨチと歩くたびにヒョコヒョコと揺れるお尻がとてもカワイイ!!女のコは自分のせいで車が通れなくなっているのを気にしているようで犬をせかしていたけど、僕はちっとも気にしてません。シェルティの揺れる尻を堪能しておりましたので。
ウチに帰り着くと、電話が。大阪にいたころの知り合いから。彼とはクラブで知り合ったのだけど、僕はそのクラブでは「ゲイのアゲハちゃん」で通ってて、久々にオネェ言葉で会話。コスプレ感覚で楽しい会話だった。共通の知り合いの消息や関西のクラブの盛り上がり/盛り下がりようを聞いた。どこもキビシイようで、みんなガンバってるのだ。僕もヘコタレてばかりではいられない。
これだけならハッピーな秋の週末なんだけど、そうは問屋がおろさない。