今日のこと/さっきのこと

波乗り仲間たちと川原でバーベキューをやった。
仲間の一人が4歳になる息子を連れてきていた。今日が初対面で、人見知りするコらしいのだけれど半時間ほどでうちとけることができた。どこへ行くのにも僕についてきて欲しがる。とてもかわいい。
帰り際、僕と別れるのが嫌でグズっていた。悪いけど、そんな君の様子を見てオジー(彼は僕をそう呼んだ)はちょっと、うれしかったぞ。

ウチに帰り着くともう6時を過ぎていた。何日か前にサーフィンをしていて負った脛の傷から出血していて、ズボンに染みができていた。洗面所にてそれの染み抜きをする。

7時すぎ、手持ち無沙汰なので行きつけの古着屋に行く。オーナーが不在で、代わりに店員の女のコと話す。このコ、男運が悪くて、そのせいで男性不信になってしまったそう。どうすればいいですか、と頼られる。今は秋で、僕も人恋しさに弱っています。そんな目で見つめられたら間違いを起こしそうになる。食事に誘われたが早々退散。アブナイ。

秋は本当にダメ。サミシくて仕方がない。そこに↑みたいな誘いがあったもんで、余計にサミシさが。もうどうにもウチに帰りたくなくて、ドライブする。このサミシさは恋人では埋まらない。親しくない人と親しくなりたい。知らない誰かのウチへ訪ねていきたい、迎え入れられたい。
スゴく切なくて、ついスピードを出してしまう。道をふさぐ前の車に殺意をおぼえる。東の空を見ると地平線際に真っ赤な月が見える。なんて狂おしいのだ!
以前ならこんなときはクラブに行った。とにかく大きい音で踊り狂ってれば気がまぎれた。隣町によいクラブがあった。きれいな波止場の中にあって、週末にはドラァグ・クイーンも出没するようなテンションの高いクラブだった。スゴく好きだったのに、騒音の苦情が出て当局の指導が入り、今じゃただのイタリアン・レストランになってしまった。
バカヤロウ、苦情っつっても周りにゃ午後6時が最終のフェリー乗り場しかねえじゃねえか!どこのどいつがタレこんだか知らねえが、どうしてくれんだこのサミシさ。

などと息巻きつつ運転していたのだが、窓を開け放していたのが悪かったのか、体が冷えて頭痛が。
日記もつけたし今日はおとなしく寝ることにします。おやすみなさい